佐賀県多久市の山々に囲まれた豊かなで江戸時代よりお酒作りが行われている老舗の酒蔵です。
長い歴史による経験と技術により安定感と将来への期待感を飲み手に感じられるような、思いのこもったお酒造りを日々おこなっています。
スパークリングの日本酒など、飲む前から楽しめるお酒もあり用意されています。
機械化が進んでいる現代でも、機器に頼らず昔からの製法を続けておりお酒へのこだわりを感じることができます。
佐賀の歴史を感じられる日本酒のラインナップがそろってます。
江戸時代から続く酒蔵だけあり、技術と経験だけでなく、こだわりも深いです。
昔ながらの製法を続けていることからも、お酒への気持ちが強く伝わってきます。
そんな東鶴酒造の作るお酒を紹介していきたいと思います。
東鶴 純米酒新室造り生

種類 | 特別本醸造 |
原料米 | 美山錦 |
精米歩合 | 65% |
日本酒度 | 2 |
アルコール | 16.5 |
新しくなった麹室で試験的に麹を造って醸した純米酒。
懸念されていた、木の香りもなく、爽やな果実味がありきれいな酸味の感じられる優しい味わいに仕上がっています。
東鶴 芽吹きうすにごり生

種類 | 特別本醸造 |
原料米 | さがの華 |
精米歩合 | 60% |
日本酒度 | 1 |
アルコール | 15 |
純米吟醸のうすにごりの生で旨味もたっぷり感じるほんのりガスを含んだフレッシュな味わいです。
東鶴 純米吟醸生BLACK

種類 | 特別本醸造 |
原料米 | さがの華 |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | -16 |
アルコール | 16 |
黒麹で仕込んだ純米吟醸生酒で、同様のWHITEに比べて甘酸っぱさを感じられます。
味はしっかりとした酸がありながら厚みも感じられます。
中華料理や油の多い料理によくあいます。
東鶴 純米吟醸生WHITE

種類 | 特別本醸造 |
原料米 | さがの華 |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | -11 |
アルコール | 16 |
白麹仕込の純米吟醸生酒。
甘酸っぱいながらも、さっぱりとした酸が全体を引き締めています。
日本酒度ー11というのを感じさせません。冷酒としてカルパッチョなどの前菜などに合います。
東鶴 純米大吟醸 結晴(むすばれ)

種類 | 純米本醸造 |
原料米 | 愛山 |
精米歩合 | 50% |
日本酒度 | -1 |
アルコール | 16 |
東鶴のチャレンジシリーズ第二弾!と銘を打っており愛山で醸した純米大吟醸です。
白桃のような甘味とやさしい酸味を感じられる味わいです。
「このお酒が酒縁となり素敵な出会いが生まれてほしいな」「家族、友達、仕事仲間、絆で結ばれている方へ改めて感謝の思いを伝えてほしいな」という蔵元の想いから名付けられました。木箱入りで贈り物などにもおすすめです。
東鶴 蝉しぐれスパークリング生
種類 | 日本酒 |
原料米 | 等外山田錦 |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | -4 |
アルコール | 14 |
スパークリングでありアルコール度数14度なので口に含むと弾ける泡が爽やかでまるで大人のサイダーのような味わいです。
白麹が酸味のアクセントになっており、等外の山田錦を使用しているため、実質純米吟醸ランクのお酒と言えます。
不死鳥のような東鶴はこれからも羽ばたきます。
炭鉱事業にも恵まれた佐賀に天保元年(1830年)に創業した東鶴ですが、、時代は進み炭鉱の閉山により地域経済の衰退、人口減少により製造量も減少していきました。
これにり15年間もの休造状態が続きましたが、6代目後継者が佐賀県の人気の日本酒を飲んで、「自分もこんなふうに美味しいお酒を造りたい。」思いを持ち、酒蔵の復活に取り組みだしました。
そして平成21年、東鶴酒造を復活へ至りました。
お酒の需要が減少する昨今ではありますが、飲む人のことを考え、丁寧にお酒を造ることで、次第にその需要も拡大していっています。
まだまだ伸びしろばかりの酒蔵なのでぜひ堪能してもらいたいと思います。